喪中はがき.com編集部|最終更新:2026年10月
喪中の年末年始の過ごし方(お歳暮・お年玉・おせち・初詣)
喪中はがきを出したあとも、「お歳暮は贈っていいの?」「子どもにお年玉は?」「おせちや初詣は?」と、年末年始には迷うことがたくさんあります。
このページでは、喪中の年末年始の過ごし方を、早見表と項目ごとの解説でまとめました。考え方には地域や家、宗教・宗派による違いもあるため、迷うときは家族や親族と相談して決めましょう。
喪中の年末年始 早見表
| こと | 喪中のときの目安 |
|---|---|
| お歳暮を贈る・受け取る | 贈ってよい。紅白の水引は使わない。忌中なら寒中見舞いの時期にずらす |
| お年玉 | 渡してよい。「お小遣い」などの名目で、無地や落ち着いた袋に入れる |
| おせち料理 | お祝いの料理(紅白かまぼこ・鯛・海老など)は控え、普段の料理にする |
| 年越しそば | 食べてよい(お祝いの料理ではない) |
| 大掃除 | してよい |
| 正月飾り(門松・しめ飾り・鏡餅) | 飾らない |
| 初詣 | 忌中は神社を控える。忌明け後やお寺なら差し支えないとされる |
| 「あけましておめでとう」 | 言わない。「今年もよろしくお願いします」と言いかえる |
| 年賀状 | 出さない。届いたら松の内明けに寒中見舞いで返す |
喪中は、亡くなった人をしのんでお祝いごとを控える期間です。年末年始は「新年を祝う」行事が多いため、お祝いの意味が強いものは控え、日常の習慣や感謝を伝えるものは例年どおり行う、と考えると判断しやすくなります。
また、亡くなってから四十九日(神道では五十日)までの忌中は、喪中よりも慎む期間とされます。12月や年明けに亡くなった場合は、下の各項目の「忌中の場合」も参考にしてください。忌中と喪中の違いは喪中と忌中の違いで解説しています。
お歳暮は贈ってよい?
お歳暮は、1年間お世話になった方への感謝の贈り物で、お祝いではありません。そのため、自分が喪中でも、相手が喪中でも贈ってかまいません。
- のし・水引:紅白の水引やのし(飾り)は使わず、白無地の奉書紙か、「御歳暮」と書いた無地の短冊にします。お店で「喪中の方へ(または喪中なので)」と伝えれば対応してもらえます。
- 忌中の場合:四十九日を過ぎるまで時期をずらし、松の内(1月7日)が明けてから立春(2月4日ごろ)までに「寒中御見舞」として贈ります。
- 喪中の相手から届いた場合:お礼状を出すだけでかまいません。お返しは基本的に不要です。
- 今年で贈るのをやめたい場合:喪中をきっかけにやめるのも一つの方法です。来年以降もお付き合いが続く相手には、お礼状で感謝を伝えておきましょう。
お年玉は渡してよい?
お年玉は、もともと新年を祝う意味があるため、「お年玉」という名目は控えるのが一般的です。ただし、子どもにとっては楽しみな習慣なので、渡すこと自体はかまいません。
- 表書き:「お年玉」ではなく、「お小遣い」「文具代」「おもちゃ代」などと書きます。
- 袋:干支や鶴亀などのお正月柄を避け、無地や落ち着いた柄のポチ袋を選びます。
- 渡すときの言葉:「おめでとう」とは言わず、「今年も元気でね」などと声をかけます。
- 相手の家が喪中の場合:同じように「お小遣い」として渡します。お年玉をもらう側が喪中でも、受け取ってかまいません。
新札を用意するかどうかに決まりはありません。お祝いではない気持ちを大切にしたいときは、新札にこだわらなくてもかまいません。
おせち料理は食べてよい?
おせち料理は新年を祝う料理なので、喪中はお祝いの意味が強い料理を控え、普段の食事に近い形にするのが一般的です。
- 控えるもの:紅白かまぼこ、鯛、海老、昆布巻き(よろこぶ)、紅白なますなど、お祝いの意味や色の料理
- 食べてよいもの:煮しめ(筑前煮)、黒豆、栗きんとん、伊達巻など、普段のおかずとして食べてもおかしくない料理を、重箱ではなく普通のお皿に盛る
- お雑煮:地域によって考え方が違いますが、紅白の具を避けて普段の汁物として食べる家庭も多くあります
- 年越しそば:一年の締めくくりの食事で、お祝いの料理ではないので食べてかまいません
すでにおせちを予約・購入していた場合は、無理に処分せず、紅白のものを外して家族で食べればよいでしょう。キャンセルできるかは早めにお店に確認します。
正月飾り・初詣・大掃除
- 正月飾り:門松・しめ飾り・鏡餅などは、新年を祝う飾りなので喪中は飾りません。
- 初詣:神道では死をけがれと考えるため、忌中(五十日まで)は神社への参拝を控えます。忌明け後の喪中であれば、参拝してかまわないとする考え方が多くあります。お寺は忌中でも参拝して差し支えないとされます。
- 大掃除:一年のけがれを落とす日常の習慣で、お祝いではないので行ってかまいません。
- 年末年始の帰省・集まり:控える必要はありません。故人をしのぶ時間にするのもよいでしょう。
新年のあいさつ・年賀状
喪中は「あけましておめでとうございます」を使わないのが一般的です。人から言われたときは、「ありがとうございます。今年もよろしくお願いします」と返せば失礼になりません。
- 年賀状:自分からは出さず、11月〜12月上旬に喪中はがきで欠礼を伝えます。
- 年賀状が届いた場合:松の内(1月7日)が明けてから、寒中見舞いで返事をします(喪中に年賀状をもらったら)。
- 使わなくなった年賀はがき:郵便局で無料で交換できます(年賀はがきの無料交換)。
- 職場・取引先でのあいさつ:会社・仕事関係の喪中の対応をご覧ください。
よくある質問(FAQ)
喪中でもお歳暮を贈ってよいですか?
はい、贈ってかまいません。お歳暮はお祝いではなく感謝の贈り物だからです。紅白の水引は使わず、白無地の奉書紙か無地の短冊に「御歳暮」と書きます。忌中の場合は、松の内が明けてから寒中御見舞として贈ります。
喪中でもお年玉はあげてよいですか?
渡してかまいません。ただし「お年玉」はお祝いの意味があるため、表書きを「お小遣い」「文具代」などにして、無地や落ち着いた柄の袋に入れて渡します。
喪中におせち料理を食べてもよいですか?
紅白かまぼこや鯛、海老などお祝いの意味が強い料理は控え、煮しめなど普段の料理として食べられるものを普通のお皿に盛っていただくのが一般的です。年越しそばは食べてかまいません。
喪中に初詣に行ってもよいですか?
忌中(神道では五十日まで)は神社への参拝を控えるのが一般的です。忌明け後の喪中であれば参拝してかまわないとする考え方が多く、お寺への参拝は忌中でも差し支えないとされます。
喪中に正月飾りや鏡餅は飾ってもよいですか?
門松・しめ飾り・鏡餅などは新年を祝う飾りなので、喪中は飾らないのが一般的です。
喪中のとき、新年のあいさつは何と言えばよいですか?
「あけましておめでとうございます」は使わず、「昨年はお世話になりました。今年もよろしくお願いします」と言います。人から言われたときは「ありがとうございます。今年もよろしくお願いします」と返します。
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このページの情報について
喪中の年末年始の過ごし方は、一般的な慣行をもとに当サイトがまとめたものです。地域や家ごとのしきたり、宗教・宗派によって考え方が異なる場合があるため、家族や親族の考えも大切にしてください。
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