喪中はがき.com編集部|最終更新:2026年10月
喪中はがきの花の意味・花言葉一覧と絵柄の選び方
喪中はがきの花に決まりはありません。よく使われるのは菊・蓮・百合・胡蝶蘭など白や紫の落ち着いた花で、桔梗・藤・竜胆・椿・かすみ草なども選ばれます。
選び方は「季節(届くのは11〜12月)」「宗教(蓮は仏教の花)」「故人が好きだった花」の3つを目安にし、赤・ピンク・黄色などの華やかな色とお祝いのモチーフだけ避ければ失礼にはなりません。
喪中はがきのデザインを選ぶとき、「この花にはどんな意味があるの?」「この柄で失礼にならない?」と迷う方は少なくありません。このページでは、喪中はがきによく使われる花と絵柄の意味・代表的な花言葉・季節を一覧にまとめ、それぞれの柄の無料テンプレートもあわせて紹介します。
花・絵柄から探す
喪中はがきの花 早見表(花言葉・季節)
花言葉は国や出典によって違いがあり、ここでは日本でよく紹介される代表的なものを載せています。花の名前を押すと、くわしい説明とテンプレートに移動します。
| 花 | 代表的な花言葉 | 季節 | ひとことメモ |
|---|---|---|---|
| 菊(白) | 真実・誠実 | 秋 | 弔事の花の定番。宗教を問わず使いやすい |
| 蓮 | 清らかな心・神聖 | 夏 | 仏教を象徴する花。神道・キリスト教の家では避ける |
| 百合(白) | 純潔・威厳 | 夏 | キリスト教の献花にも使われる |
| 胡蝶蘭(白) | 純粋・幸福が飛んでくる | 通年(鉢花) | 上品で、供花にも使われる |
| 桔梗 | 永遠の愛・誠実 | 夏〜秋 | 秋の七草。落ち着いた紫 |
| 藤 | 優しい・決して離れない | 春 | 紫は高貴な色。西本願寺の紋も藤 |
| 竜胆(りんどう) | 悲しんでいるあなたを愛する・誠実 | 秋 | 喪中はがきが届く季節に咲く |
| 椿(白) | 完全なる美しさ・至上の愛らしさ | 冬 | 冬の花。花が落ちる姿を気にする人も |
| かすみ草 | 感謝・清らかな心 | 春〜初夏 | やさしい印象で、感謝を伝えたいときに |
| 紫陽花(白) | 寛容 | 初夏 | 梅雨の季節に亡くなった方をしのんで |
| 水仙(白) | 神秘 | 冬〜早春 | 年末年始に咲く清楚な花 |
| 彼岸花 | 悲しい思い出・また会う日を楽しみに | 秋 | 縁起を気にする人もいるので相手を選ぶ |
| クリスマスローズ | 追憶・私を忘れないで | 冬 | 故人をしのぶ気持ちに合う |
| スターチス | 変わらぬ心・途絶えぬ記憶 | 春〜初夏 | 枯れても色が残る花 |
| すずらん | 再び幸せが訪れる・純粋 | 春 | 小さく控えめな白い花 |
| 白いカーネーション | 純粋な愛 | 春 | 母の日の由来から、母を亡くした方に |
花ごとの意味とデザイン
どの花も喪中はがきに使ってかまいません。迷ったときは、下の説明の「こんなときに」を参考にしてください。
菊(きく)
菊は葬儀の供花や仏花の定番で、喪中はがきでもいちばんよく使われる花です。秋に咲くため、喪中はがきが届く11月の季節感にも合います。白や淡い紫の菊を選ぶと、より落ち着いた印象になります。
この柄の無料テンプレート(Word・PDF・JPEG)
蓮(はす)・蓮華
蓮は泥の中から清らかな花を咲かせることから、仏教で極楽浄土を象徴する花とされ、仏像の台座(蓮華座)にも使われています。仏教の色が強いので、神道やキリスト教の家、宗教がわからない相手が多い場合は、菊や桔梗など別の花にすると安心です。
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百合(ゆり)
白百合はキリスト教で聖母マリアを象徴する花とされ、教会での献花にもよく使われます。仏式・神式の葬儀の供花にも使われるため、宗教を問わず選びやすい花です。
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胡蝶蘭(こちょうらん)
胡蝶蘭はお祝いの贈り物の印象もありますが、白い胡蝶蘭は葬儀の供花や枕花にも使われる花です。品のある姿で、会社関係や目上の方へ送る喪中はがきにもなじみます。ピンクではなく白を選びましょう。
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桔梗(ききょう)
桔梗は秋の七草のひとつで、凛とした青紫の花です。「永遠の愛」「変わらぬ愛」という花言葉から、夫や妻を亡くした方の喪中はがきにも選ばれています。仏花にも使われ、宗教を問わず使いやすい花です。
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藤(ふじ)の花
紫は日本で古くから高貴な色とされ、喪中はがきでも落ち着いた印象を与えます。「決して離れない」という花言葉は、故人とのつながりを思う気持ちにも重なります。浄土真宗本願寺派(西本願寺)の紋は「下がり藤」で、仏教とのつながりもある花です。
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竜胆(りんどう)
竜胆は秋に咲く青紫の花で、喪中はがきが届く時期の花です。「悲しんでいるあなたを愛する」という花言葉は、悲しみに寄りそう気持ちを表すものとして知られ、仏花やお供えの花にも使われます。
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椿(つばき)
椿は冬に咲く代表的な花で、年末に届く喪中はがきの季節感に合います。一方で、花が首から落ちるように散ることから、お見舞いの花としては避けられることがあります。気にする方がいそうな場合は、白い椿や、雪と合わせた落ち着いたデザインを選ぶとよいでしょう。
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かすみ草
小さな白い花がたくさん集まって咲くかすみ草は、やさしく控えめな印象です。「感謝」という花言葉は、故人がお世話になった方への喪中はがきの気持ちにもよく合います。
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紫陽花(あじさい)
紫陽花は色が移り変わることから「移り気」という花言葉もありますが、白い紫陽花には「寛容」という花言葉があります。季節は初夏ですが、亡くなった季節の花や故人が好きだった花として選ぶ方もいます。
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水仙(すいせん)
水仙は寒い時期に咲く清楚な白い花で、喪中はがきや寒中見舞いの季節にちょうど合います。水仙全体の花言葉には「うぬぼれ」もあるため、白い水仙のデザインを選ぶと安心です。
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彼岸花(ひがんばな)
彼岸花は秋のお彼岸のころに咲き、先祖や故人をしのぶ花として知られています。ただし「死人花(しびとばな)」「幽霊花」などの別名から縁起を気にする方もいるため、目上の方や年配の方が多い場合は、菊や桔梗など別の花にすると安心です。
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すずらん・クリスマスローズ・スターチス・白いカーネーション・梅
- すずらん(春):花言葉は「再び幸せが訪れる」「純粋」。小さく控えめな白い花です。
- クリスマスローズ(冬):花言葉は「追憶」「私を忘れないで」。故人をしのぶ気持ちに合い、冬に咲くので季節にも合います。
- スターチス(春〜初夏):花言葉は「変わらぬ心」「途絶えぬ記憶」。枯れても色が残ることから、変わらない思いを表す花とされます。
- 白いカーネーション(春):母の日は、アメリカで亡き母をしのんで白いカーネーションを配ったことが始まりとされます。母を亡くした方の喪中はがきに選ばれています。
- 梅(早春):花言葉は「高潔」「忍耐」。寒さの中で咲く花です。お祝いの「松竹梅」の組み合わせにならないよう、梅だけのデザインにします。
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花以外の絵柄の意味(蝶・鶴・雪など)
花のほかにも、喪中はがきには蝶・鳥・雪・風景などの絵柄がよく使われます。宗教の色が出にくいので、送る相手が多い場合にも使いやすいのが特長です。
蝶(ちょう)
蝶は古くから魂の象徴とされてきました。古代ギリシャ語では蝶も魂も「プシュケー」という同じ言葉で表され、日本でも蝶を亡くなった人の魂になぞらえる言い伝えがあります。花と組み合わせたデザインが多く、やわらかい印象になります。
この柄の無料テンプレート(Word・PDF・JPEG)
鶴・折り鶴
鶴は長寿やお祝いの象徴でもあるため、「鶴と亀」「鶴と松」などお祝いの組み合わせは避けます。白黒の鶴や、祈りの意味を込めた折り鶴のデザインなら、喪中はがきにも落ち着いて使えます。
この柄の無料テンプレート(Word・PDF・JPEG)
雪・雪の結晶
雪は喪中はがきが届く冬の季節感があり、宗教の色もないため、どの相手にも使いやすい絵柄です。白やグレー、淡い青でまとめると静かな印象になります。
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鳥・月・風景
枝にとまる小鳥や渡り鳥、月夜、山や海の風景は、花よりも宗教の色が出にくい絵柄です。故人が自然や旅を好きだった場合や、会社関係にも送る場合に向いています。
この柄の無料テンプレート(Word・PDF・JPEG)
紅葉(もみじ)
紅葉は秋の季節を表す絵柄です。赤が鮮やかすぎるとお祝いの印象になるため、白黒や落ち着いた色のデザインを選ぶとよいでしょう。
この柄の無料テンプレート(Word・PDF・JPEG)
失敗しない選び方(季節・宗教・相手)
季節で選ぶ
喪中はがきは11月〜12月上旬に届くように出すので(出す時期)、菊・竜胆・桔梗・椿・水仙・クリスマスローズなど秋冬の花や、雪・紅葉の絵柄は季節にも合います。ただし季節に合わせる決まりはなく、亡くなった季節の花を選ぶのもすてきです。
宗教で選ぶ
| 宗教 | 選びやすい花・絵柄 | 注意 |
|---|---|---|
| 仏教 | 蓮・菊・桔梗・竜胆など | 特になし |
| 神道 | 菊・白い花・雪や風景 | 蓮は仏教の花なので避ける |
| キリスト教 | 白百合・白い花・風景 | 蓮は避ける |
| わからない・いろいろな相手に送る | 菊・桔梗・かすみ草・雪・風景 | 宗教色の強い蓮は避けると無難 |
相手で選ぶ
- 目上の方・会社関係:白い菊・白い胡蝶蘭・モノクロの柄など、落ち着いたものが安心です(モノクロのテンプレート・シンプルなテンプレート)。
- 親しい友人:故人が好きだった花や、水彩のやわらかいデザインも選べます。
- 故人が好きだった花がある:花言葉より、故人らしさを優先してかまいません。受け取った方が故人を思い出すきっかけにもなります。
花言葉は、受け取る方にはほとんど伝わりません。花言葉で迷いすぎるより、色が落ち着いているかを確かめるほうが大切です。
避けたほうがよい色・柄
- 華やかな色:赤・ピンク・オレンジ・黄色を大きく使ったもの。白・グレー・紫・淡い青・淡い緑が基本です。
- 金色:お祝いの印象が強いので避けます。光沢を入れたいときは銀やグレーにします。
- 年賀状・お祝いのモチーフ:干支・門松・日の出・鶴と亀・松竹梅・鯛・紅白の水引など。
- トゲのある花:弔事ではバラを避ける考え方もあります。使う場合は白いバラにし、気になるときは別の花にします。
文字の色は黒か濃いグレーにします。宛名や文章の書き方は喪中はがきの書き方で解説しています。
花柄の喪中はがき 無料テンプレート
会員登録なしで、Word・PDF・JPEGをダウンロードできます。名前を入れてWebで作ることもできます。
よくある質問(FAQ)
喪中はがきの花に決まりはありますか?
決まりはありません。菊・蓮・百合・胡蝶蘭など白や紫の落ち着いた花がよく使われますが、季節の花や故人が好きだった花を選んでもかまいません。赤・ピンク・黄色などの華やかな色や、お祝いを連想させる柄だけは避けましょう。
喪中はがきの藤の花にはどんな意味がありますか?
藤の代表的な花言葉は「優しい」「決して離れない」です。紫は日本で古くから高貴な色とされ、落ち着いた印象を与えるため、喪中はがきにもよく使われます。浄土真宗本願寺派(西本願寺)の紋も「下がり藤」です。
彼岸花の喪中はがきは失礼ですか?
失礼というきまりはありません。秋のお彼岸に咲き、故人をしのぶ花として選ばれます。ただし「死人花」などの別名から縁起を気にする人もいるため、目上の方や年配の方が多い場合は菊や桔梗など別の花にすると安心です。
喪中はがきで避けたほうがよい色や柄はありますか?
赤・ピンク・黄色などの華やかな色、金色、干支・門松・日の出・鶴亀・松竹梅など年賀状やお祝いのモチーフは避けます。白・グレー・紫・淡い青など落ち着いた色を選びましょう。
宗教によって喪中はがきの花を変えるべきですか?
蓮は仏教を象徴する花なので、神道やキリスト教の家では避けるのが無難です。キリスト教では白百合がよく選ばれます。宗教がわからない相手にも送る場合は、菊・桔梗・かすみ草などの花や、雪・風景など宗教色のない絵柄が使いやすいでしょう。
季節外れの花を選んでもかまいませんか?
かまいません。喪中はがきは11月〜12月に届くため、菊・竜胆・椿・水仙など秋冬の花は季節にも合いますが、故人が好きだった花や亡くなった季節の花を選ぶ人も多くいます。
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このページの情報について
花言葉は国や出典によって異なり、ここでは日本でよく紹介される代表的なものを載せています。喪中はがきの絵柄に決まりはなく、地域や家ごとの考え方もあるため、迷うときは家族や親族と相談して決めてください。
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