喪中はがき.com編集部|最終更新:2026年6月
喪中はがきを書く際に「義父・義母の場合はどう書くの?」「句読点はつけてよいの?」と悩む方は多くいます。このページでは、基本的な書き方から父・母・義父・義母・夫・妻・祖父母など続柄別の文例まで、具体的に解説します。
喪中はがきには、以下の4つの要素を盛り込むのが基本です。
| 項目 | 内容の例 |
|---|---|
| ① 年賀欠礼の挨拶 | 「喪中につき新年のご挨拶をご遠慮申し上げます」 |
| ② 誰がいつ亡くなったか | 「父 山田一郎が○月に他界いたしました」 |
| ③ 感謝・お詫びの言葉 | 「生前のご厚誼に深く感謝申し上げます」 |
| ④ 相手の健康を祈る言葉と日付 | 「どうかよいお年をお迎えください」「令和○○年11月」 |
故人の氏名は書いても書かなくても構いませんが、書いた方が相手に伝わりやすくなります。
最もシンプルな基本文例です。続柄と月だけ変えれば多くの場合に対応できます。
喪中につき新年のご挨拶をご遠慮申し上げます 父 山田一郎が○月に他界いたしました 生前のご厚誼に深く感謝申し上げます 来年も変わらぬご交誼のほどよろしくお願い申し上げます 令和○○年11月 山田 太郎
続柄は差出人本人から見た関係で書きます。夫婦連名の場合は筆頭者(夫)から見た続柄が一般的です。
喪中につき新年のご挨拶をご遠慮申し上げます 父 山田一郎が○月に八十二歳にて他界いたしました 生前のご厚誼を深く感謝するとともに 明年も変わらぬご交誼のほどお願い申し上げます 令和○○年11月 山田 太郎
喪中につき新年のご挨拶をご遠慮申し上げます 母 山田花子が○月に七十八歳にて他界いたしました 生前のご厚誼に深く感謝申し上げます 来年も変わらぬご交誼を賜りますようお願い申し上げます 令和○○年11月 山田 太郎
妻の父が亡くなった場合、差出人が夫なら「義父」、妻なら「父」と書きます。夫婦連名では「義父」となります。
喪中につき新年のご挨拶をご遠慮申し上げます 義父 田中一郎が○月に七十五歳にて他界いたしました 生前のご厚誼に深く感謝申し上げます 来年も変わらぬご交誼のほどよろしくお願い申し上げます 令和○○年11月 山田 太郎・花子
夫の母が亡くなった場合、差出人が妻なら「義母」、夫なら「母」と書きます。夫婦連名では「義母」となります。
喪中につき新年のご挨拶をご遠慮申し上げます 義母 山田幸子が○月に八十歳にて他界いたしました 生前のご厚誼に深く感謝申し上げます 来年も変わらぬご交誼のほどよろしくお願い申し上げます 令和○○年11月 山田 太郎・花子
差出人が妻の場合、「夫 山田太郎」のように書きます。
喪中につき新年のご挨拶をご遠慮申し上げます 夫 山田太郎が○月に五十八歳にて他界いたしました 生前のご厚誼に深く感謝申し上げます どうかよいお年をお迎えくださいますよう心よりお祈り申し上げます 令和○○年11月 山田 花子
喪中につき新年のご挨拶をご遠慮申し上げます 妻 山田花子が○月に五十二歳にて他界いたしました 生前のご厚誼に深く感謝申し上げます どうかよいお年をお迎えくださいますよう心よりお祈り申し上げます 令和○○年11月 山田 太郎
差出人本人の祖父母は「祖父」「祖母」、配偶者の祖父母は「義祖父」「義祖母」と書きます。
喪中につき新年のご挨拶をご遠慮申し上げます 祖父 山田勇が○月に九十歳にて他界いたしました 生前のご厚誼に深く感謝申し上げます 来年も変わらぬご交誼のほどよろしくお願い申し上げます 令和○○年11月 山田 太郎
「長男」「長女」「次男」などと続柄を書きます。子どもの場合は名前のみ記載する方も多くいます。
喪中につき新年のご挨拶をご遠慮申し上げます 長男 山田健太が○月に他界いたしました 生前のご厚誼に深く感謝申し上げます 来年も変わらぬご交誼のほどよろしくお願い申し上げます 令和○○年11月 山田 太郎・花子
年賀状や挨拶状では句読点(、。)をつけないのが正式なマナーです。「文章の流れに区切りを入れない=縁が切れない」という意味合いに由来します。現代では許容される場面も増えていますが、改まった文章では省くのが無難です。
以下の表現は忌み言葉として避けましょう。
| 避けるべき言葉 | 代わりに使う言葉 |
|---|---|
| 去年 | 昨年 |
| 重ね重ね・くれぐれも・またまた | (重ね言葉は使わない) |
| 死にました・亡くなりました | 他界いたしました・永眠いたしました・逝去いたしました |
「元気でやってます」「また遊びましょう」といった近況報告や添え書きは、喪中はがきには不向きです。あくまで年賀欠礼をお知らせする挨拶状として、シンプルにまとめましょう。
お悔やみの手紙は薄墨で書く習慣がありますが、喪中はがきは「事前のお知らせ」であるため、普通の黒インクで書いて問題ありません。パソコン印刷も一般的に使われています。
続柄は「はがきを出す本人から見た関係」で書きます。例えば夫の父が亡くなった場合、差出人が妻であれば「義父」と書きます。夫婦連名で出す場合は夫から見た続柄(「父」「母」など)で書くのが一般的です。
書いても書かなくても構いません。書く場合は「享年○歳」または「行年○歳」と記載します。享年は数え年、行年は満年齢が多いですが、どちらの表記も許容されます。省略する方も多いです。
二人分をまとめて一枚に書きます。亡くなった順に「父 ○○が○月に 母 ○○が○月に相次いで他界いたしました」のように記載するのが一般的です。それぞれの続柄・氏名・逝去月を明記します。
必須ではありませんが、書いた方が相手に状況が伝わりやすくなります。続柄だけ(「父が○月に他界いたしました」)でも失礼にはあたりません。ただし故人を知っている相手には、氏名を書く方が丁寧です。
「○月」のように月だけ書くのが一般的です。「○月○日」と日付まで書く場合もありますが、月だけでも失礼にはあたりません。亡くなった年は書かず、月のみの記載が多く見られます。
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